世界の笑顔に出会いたい

写真家・高橋美香のブログ。 公園にいたノラ猫のシロと暮らす。 カメラを片手に世界を歩き、人びとの「いとなみ」を撮影。 著作に『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)『パレスチナのちいさないとなみ』(共著、かもがわ出版) 写真集に『Bokra 明日、パレスチナで』(ビーナイス)

2008年04月

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多摩動物公園のオランウータンです。

母親の背中をギュッと握る子供の手が愛しくて、思わずシャッターを切りました。

本日ブログ仲間の山田さんからご提案いただいた、MESTポストカード商品化計画?有難いお話なのですが、はたしてどうしたものか悩んでいます。

現在、フリマやパートナーの勤務するお店には一枚100円で提案しています。ご希望の写真の注文をいただいて、その分の切手プラス送料分を送ってもらえばそれでいいのかな?

はたしてどれほどのご希望があるものか???

差し当たり、クイズ分はプレゼントしますのでご安心ください。応募して下さる皆様はご希望のカードをお知らせください。

ちょっと只今多忙なため、妙案が浮かびません。

何か良いアイディアがありましたらお知らせくださいませ。

明日も早朝勤務なのでおやすみなさい。

上野のパンダ、リンリンの冥福を祈りつつ。

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GW真っ只中。皆さんはどんな休日をお過ごしでしょうか?海外ご在住の方は関係ないですね、GW。実は私にも関係ありません。昨日の夕方から今日丸一日だけが私のGWでした!

まず昨日、会社帰りに重い足を引きずって、何故だかあてもなくカメラを片手に帰り道の途中駅で下車し、4時間もかけて公園を散策しました。緑の中で深呼吸したかったのかなあ?

そして今日、大好きなパンクバンドのライブに行った。彼らは猛烈なアンチブッシュのカナディアンバンド。ボーカルは16歳の母親が私生児として産んだ子。シングルマザーの母親と、とても貧しい家庭で一度も父親の姿を見ずに育ち、顧みられることのなかった少年はパンクにすべてを託した。そして去年ドロップしたアルバムのタイトルは「アンダークラスヒーロー」。自分自身が災厄のように感じた少年期、そのことを唄った「ウォーキングディザスター(歩く災厄)」。この彼らの怒りの昇華がパンク。爆音の中で燃え尽きる。体中青アザ、打ちみだらけ、明日には確実に筋肉痛…つるむ相手はすべてmixiで出会いましたの若い子だらけのライブ会場の中で違和感を覚え、年甲斐もなく大暴れ…でもパンク小僧はやめられない。メロコア世代は今何処?

重い体を引きずって帰って来てからは、この前フリマで売れた動物ポストカードの在庫補充印刷。しかも、パートナーの勤める書店に置いてもらえるかも…上司に交渉してくれています。勤務先の人たちも気に入って下さって「ほしい」という声も…。山の上の子供たちとカブール動物園遠足計画、実現に向けて動くといいな。

あっという間の休日。明日からはしばらく仕事続きです。でも、時間をみつけてお散歩しようっと。

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イスラエル軍が暗黙のゴーサインを出し、レバノン右派の民兵によって引き起こされたレバノンのパレスチナ人難民キャンプサブラ・シャティーラキャンプでの大虐殺。この事件が先日お話ししたフォトジャーナリストの広河隆一さんの撮った映画「ナクバ」にも冒頭で出てきます。イスラエル軍の正規軍兵士が直接手を下した証拠はないものの、当時この地域はイスラエル軍の制圧下、イスラエル軍の承認、協力なしには起こり得なかった虐殺事件です。何の罪もないキャンプの住人が無抵抗のまま片っ端から殺されていった悲劇、この追悼のデモで一人のおじさんに出会いました。

とても柔和な微笑みをする人で、厚い牛乳瓶の底のようなメガネの奥にたたえられた優しい瞳に惹かれました。

「私みたいな爺さんにも何か声を上げることくらいは出来るかと思って来てみたんだよ。」

実際にはそんなにお年を召してらっしゃることはないと思いますが、やはりただでさえ老け顔の(失礼!)アラブ人、過酷なパレスチナでの生活では尚更です。

長い過酷な人生を経て、それでもこんな風に人間の底力を感じさせる微笑みが出来る人たち。私は彼らの人間としての深みと底力に脱帽させられっぱなしです。

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砂漠…と言ってもカイロのすぐ郊外にキャメルライドに行った時の写真です。

旅行会社のマネージャーをしている古くからのエジプト人の友が、時々色々なお遊びに招待してくれていました。この日は砂漠にラクダに乗りに行って、砂漠の中でバーベキュー、夜はみんなで寒空の下毛布にくるまって大爆笑話をして過ごしました。

この人は、友達の会社が契約しているラクダ屋さんのラクダ使い。
「思いっきりそれらしいポーズで!」
と言ったら、こんなヤラセ丸出しの表情を浮かべてくれました。

ラクダは前足から立ち上がるので、最初に後ろに大きく傾きビックリします。そして、瘦せぎすなラクダに当たると骨ばっていて乗り心地も悪いんです。あと、ラクダの涎とか息は鼻が曲がりそうなほど臭いのでご注意を!

なんだかエジプトに里帰りしたくなってきたなあ。

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皆様こんばんは。

動物園カード応募クイズ…真剣に考えてコメントくださったり、呆れながらもコメントくださったり、ありがとうございます。

今日は最大のヒントをご用意いたしました。…と、その前に。

最近花壇の花がへし折られたり、荒らされたり、いやなニュースが続きます。私たちの心を和ませ、和らげてくれている小さな生命が、こんな風に無駄に散らされてしまうストレスフルな世の中に悲しくなります。何も言わない、抵抗もしない小さな生命をヤツあたりやくだらない気晴らしの道具にする、病んだ、荒んだ心と世相。ため息が出ます。

昨日も、仕事中にふと車窓から外を眺めると、立ち話に夢中な親の横で幼児が公園の花壇に入り込み、花壇を踏み荒らし、根こそぎ花を抜いて笑っていました。それを一メートルも離れていない場所にいて注意しない、いや気付いてすらいない親…。絶望的な気持ちになりました。仕事中じゃなかったら、飛んで行って「お花も痛いんだよ。」って言えたけど、あいにく地団駄踏みながら通り過ぎる事しか出来ませんでした。

そして、今日、この公園の花壇をお手入れなさっているご近所のボランティアの男性が、とても悲しそうに、でもとても丁寧に一生懸命踏み荒らされ引きちぎられた花壇をなおしていらっしゃいました。その場所を通り過ぎていく時、思わず男性の背中に一礼しました。気付いていながら何も出来なかった申し訳なさと、車窓を彩って下さっていることへの感謝から。仕事で嫌なことがあっても、ふと車窓の外に目を向けた時、色とりどりの沿線の花々に心をリセットさせられる時が多々あります。

田舎育ちで花々に囲まれ過ぎて育ったせいか、逆に花に興味も関心もなかった私が、ふと道端や沿線の花々に目を向けるようになったのもここ最近のことです。去年、沿線のイベントで向日葵を眺めながら歩いたことがきっかけのようにも思います。日常を彩ってくれる小さな生命を大切にする心を、みんなが持てるような心に余裕のある世の中になるといいな。

そんな訳で、クイズの舞台の動物園の花々を集めてみました。

そして、最大のヒントは彼!なんと超有名人(?)の彼は銅像にまでなっていました!

さあ応募締切、最後の追い込みです。カードプレゼントをご希望の方は、この動物園の答え、もしくは所在地とどんな動物のカードをご希望か書いてください。内緒でも、内緒じゃなくてもどちらでもいいですよ~。

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