世界の笑顔に出会いたい

写真家・高橋美香のブログ。 公園にいたノラ猫のシロと暮らす。 カメラを片手に世界を歩き、人びとの「いとなみ」を撮影。 著作に『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)『パレスチナのちいさないとなみ』(共著、かもがわ出版) 写真集に『Bokra 明日、パレスチナで』(ビーナイス)

2010年09月

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10月末に発売するワタシの本のご担当編集者Mさんが、素敵なチラシをつくってくださいました。

なんと、ご本人の許可済みで、チラシにはこの本の帯文を書いてくださった、尊敬する長倉洋海さんの帯文が掲載されています。

いい本に仕上げるために、最後の最後まで、全力を尽くしています。

いまは初校とにらめっこ。

早速ブログ仲間の皆様からは「予約するよ!」というあたたかい励ましのお言葉をいただき、本当にありがたいです。

いまも撃たれた傷の痛みと闘っているアシュラフ、ビリンで苦しめられている多くの友達、パレスチナ中で懸命に生きているみんな、そしてガザで過酷な日常と闘っている人たちの顔を思い浮かべながら、彼らから預けられた言葉を、ひとりでも多くの人に伝えられるといいなと思います。

みんな、本当にありがとう。

※皆様のお近くに、このチラシを置いて下さるところがあれば、データをお送りしますので、宜しくお願いいたします。

日本全国、お近くの書店で予約、取り寄せが可能です。

お近くに書店がない方は…

未来社(電話:03-3814-5521)ホームページhttp://www.miraisha.co.jp/

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%83p%83%8C%83X%83%60%83i%81E%82%BB%82%B1%82%C9%82%A0%82%E9%93%FA%8F%ED&x=10&y=21

紀伊国屋書店ブックウェブ
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4624410912.html

からも予約、購入可能。

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昨日、ご担当編集者のMさんから初校を受け取ってきた。

それは大判でずっしりと重く、この重みこそが本を出すということなのだと、ひとり妙に肩に力が入る。

仮ゲラですべてを整えたつもりでも、まだ文中気になるところが出てくる。

どれだけ直しても、どれだけ見直しても、きっと「これで満足!」ということはないのだろう。

未熟でも、つたなくても、それでもこの一歩を踏み出さなければ。

その本には「パレスチナ・そこにある日常」と名付けた。

十代のころから憧れ、目標とし続けている「ボス」こと長倉洋海さんが、本の帯文を書いてくださった。

お忙しいなかゲラを読んでくださり「内容のある本だから評判を呼んで売れるといいね」と。

この本は現在、書店にて予約受付中。

「パレスチナ・そこにある日常」未来社を予約したい…とお申し込みいただけば、どんな地域のどんな本屋さんでも基本的にはお買い求めいただける。

ワタシは、町の小さな本屋さんを個人的には心から応援しているので、身近な行きつけの町の本屋さんで予約してお求めいただければ、幸いである。

サイン(ワタシがサインかよ!と笑える)とか、おまけのカ―ド付きがいい方は、ワタシに直接お申し込みください。ワタシから記念カードをつけてお送りします。

また近くに本屋がない…という方は、ネットのアマゾンでも予約、購入可能。
 ※現在はまだご予約を受ける準備がアマゾンでは整っておりません

未来社(電話:03-3814-5521)ホームページhttp://www.miraisha.co.jp/ からも予約、購入可能。

財政難で買えないって方は、図書館へのリクエストで是非お手にとってください。

ひとりでも多くの方々に、出会った人々の笑顔を、声を、届けられるといいな。

応援、宜しくお願いします。

今日もまたゆるゆるな休日の一日の話を。

9月某日、PENを片手に吉祥寺、井の頭自然文化園に行ってきた。PENで撮るのはアートフィルターを用いた写真ばかり。カメラで遊びたいときは、最近いつもこのカメラ。

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ポップアートで撮った彼岸花

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ファンタジックフォーカスで撮ったハナちゃん

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トイフォトで撮ったリス

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ファンタジックフォーカスで撮った白い彼岸花

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トイフォトで撮ったカピバラ

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ファンタジックフォーカスで撮ったヤギ

文化園を後にして、出来たばかりのアトレに行ってみた。ここのロンロンの一階で、井の頭に行く日にはよくお弁当を買ったものだ。この日も、お弁当を買うために少しだけ立ち寄ったが、夕方全館をゆっくりと…と思っていたら、オープンから数日しか経っていなかったのですごい人。

一番のお目当ては、大好きなはらドーナツのカフェ。

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ドーナツだけでなく、名物のロールも激ウマ♪

ヨドバシカメラでカメラをみて帰る。

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アシュラフが撃たれてから神経がすり減り気味。アフガニスタンの報告会のことも考えること多くて、眉間にしわが寄り気味なので、今日はどーでもいい話を。

9月某日、快晴のこの日、朝から東京ぐるぐる散歩。

まず向かった先は、銀座線三越前駅直結の三井記念美術館。お目当ては「奈良の古寺と仏像展」。小さなころは寺社巡りの大好きな父母が嬉々として京都や奈良をはじめとする西日本の寺社仏閣に訪れるのを横目に「なにが楽しいんだろ、早く他のところ連れてってくんないかなあ」と思っていたワタシも、気がつけば見仏好きなお年頃に(笑)父母が揃えた土門拳の全集「古寺巡礼」も、今ではワタシの憧れの書に。

ワタシはただ単に、「被写体」として(たとえ実際には撮れなくても)仏像のお顔に興味があるのだが、段々と仏教や歴史にも少しずつ関心が出てくるから不思議なものだ。

この日は国宝の夢違観音や重文の東大寺・五劫思惟阿弥陀如来像や岡寺・菩薩半跏像などを見仏。館内はご年配の方々で溢れかえっていた。

そのまま銀座線で浅草へ。浅草寺へお参りし、仲見世をぶらつき、川べりからスカイツリーを眺める。合羽橋まで歩いて道具屋街をひやかし、上野へ。

その足で、東京芸術大学美術館で開催されている(10月11日まで)「シャガール・ロシアアバンギャルドとの出会い」を観賞。ユダヤ人としてロシアに生まれた彼が故郷を後にしてドイツ・フランス・アメリカ・再びフランスと色々な場所に暮らしながらも、ロシアの故郷を懐かしみ続けたことの意味を、考え続ける。

どの作品も素晴らしかったが、なかでも日本初公開となったニューヨーク・メトロポリタン歌劇場のこけら落としのモーツァルトの歌劇「魔笛」のためにシャガールが手掛けた舞台美術、衣装シリーズの作品群はシャガールのほとばしるエナジーがみなぎった素晴らしい作品だった。

そんなこんなの秋の休日。

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アフガニスタン山の学校支援の会の総会&東京の報告会は無事終了。

今年は、子どもたちが初めてカメラを片手に撮った写真「一日カメラマン」コーナー、代表の写真パネル展、カブールとバーミヤンで女性たちの自立支援のために雑貨や服の製造販売を手掛けるシルクロード・バーミヤン社の製品販売コーナー、駐日アフガニスタン臨時大使バシール・モハバットさんの講演など、盛りだくさんな内容だった。

同じことをコツコツと続けていくことの意味の大きさを思い知り、それと同時に、そのことをアピールすることの難しさもまた知った。

ひとは大きくてインパクトのあること、そういうニュースには飛びつくけれど、変わらないことには注目しないでスルーしがち。子どもたちのことや、活動のことについて、その魅力をPRしきれなかったのが残念ではあった。集客数という数字だけをみれば、まぎれもなく毎年減っていっているから。

その一方で、毎年、年に一度のこの総会・報告会の日に必ず足を運んでくださる会員さんも多くいらっしゃる。そして毎年「ありがとう、また来年」と大きな笑顔でお帰りになる。子どもたちがつないでくれた輪を、また一年大切にしていきたいなと強く思う。

さあ、次は大阪。10月2日(土)13時半から、高槻現代劇場にて。
http://www.h-nagakura.net/yamanogakko

新日本出版社から出たばかりの「アフガニスタンの少女マジャミン」は代表がここ数年力を入れて撮っていた4年生のマジャミンが主人公の写真絵本。大人も子どもも楽しめる一冊です!
http://shinnihon-net.co.jp

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