世界の笑顔に出会いたい

写真家・高橋美香のブログ。 公園にいたノラ猫のシロと暮らす。 カメラを片手に世界を歩き、人びとの「いとなみ」を撮影。 著作に『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)『パレスチナのちいさないとなみ』(共著)『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版) 写真集に『Bokra 明日、パレスチナで』(ビーナイス)

2008年05月

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皆さんは動物も笑みを浮かべると思いますか?

私は浮かべると思うんです。学術的にはどうなのか知りませんけど。

この写真は4月に行った千葉市動物公園のアシカです。以前「水の中はきもちいいよ」でご紹介したあのアシカです。

実は、アフガニスタンについても書きたいことがたくさんあるし、パレスチナもしかりです。

でも、仕事で疲れた、仕事で時間に追われた頭で実のあることを書こうとしても、どうもうまくいきません。その悔しさで悶々とする日々です。

そして、軽い頭で、気楽に動物の写真をご紹介する夜が続きます。自分自身が動物達の表情に癒されながら…。

ところで、この動物君たちの素敵な表情のお陰で、動物ポストカードがお陰様で好評です。結局お代を郵便小為替でいただく方法で落ち着きました。郵便局ならかなり何処にでもあるので、それほどご不便をおかけしないかなと。

この調子なら、ポストカードのお代を貯めたお金で、アフガニスタンの子供たちの動物園へのバス遠足も夢じゃない?!

あの子たちにこそ、わくわく動物園を体験させてあげたいです。

どうか今後ともよろしくお願いいたします。

さて明日も早いので、今宵はこの辺で。

おやすみなさい。

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今夜は撮ったままほぼ放置されている上野動物園のファイルを順番に眺めてみました。

うん、コレだ。

コビトカバの姿をお届け。

明日も明後日も朝が早いのでちょっぴり憂鬱な五月終わりの夜。

雨が良く降るし、梅雨入りも間近ですかね。

寒いんだよなあ、何気に。

皆様お風邪など召されませんよう。

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今日は自然文化園の中で出会った植物だけを集めてみました。

雨上がり曇った空の下、三脚も使わずに撮るのはおのずと限界がありますが、それでもこんなに色々な植物の表情が撮れました。

ゆっくりじっくり園内を眺めると、動物だけでなく植物の息遣いまで聞こえてきます。

梅雨時期になると、大きなレンズをかついでの撮影は難しくなりますが、暇をみつけて会いに行きたいものです。

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アフガニスタンの学校の支援活動のスタッフ仲間と三人で、学校の子供たちの写真パネル展(撮影はうちのボス、主催は支援の会)を開催させてもらうギャラリー、東中野のビタミン・ティーに下見と打ち合わせに行ってきました。

ご自身も作家でいらっしゃる代表の石塚さんとスタッフの林さんは、若手作家の作品発表の場を作り、応援したいとの思いでギャラリーとアートショップを運営なさっている。作家はここで作品を展示し、自分の作品をプリントしたTシャツを製作し、販売できる。一方ショップを訪れた客の側は、カタログ代わりの作品のカードの中から気に入ったものをその場で選び、好きなサイズのTシャツとして購入できる。私もお店に入って一目惚れしたアーティスト斎藤雨梟(さいとううきょう)さんの作品をプリントしたTシャツをゲット。

ギャラリーは、まずは作品、作家ありきという姿勢。Tシャツを着る人の顔が見えるようなTシャツを作りたいから企業の大量注文などはやりたくないという姿勢。Tシャツはメッセージを伝えるツール、作家の作品を家の飾る余裕がなくても身につけることで所有する楽しみもあっていい…そんな素敵なポリシーの数々。

6月16日から24日まで、子供たちのとびきりの笑顔を飾らせてもらえることになりました。そしてここからまた笑顔がつながっていくといい。
詳細はまた改めて。

ギャラリー・アートショップ ビタミンティー
http://www.vitamin-tee.jp

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パレスチナでいちばん撮りたかったもの、普通の人が普通に暮らす日常の中にある喜びや悲しみ。

エルサレムから車で30分程の町ラマッラーの市場の中、そこには私が出会いたかった、撮りたかった人の営みが溢れていた。

売り手と買い手の駆け引きがぶつかる値段交渉、中東各地の町でとこでも見られる光景。

イスラエルによるチェックポイントの封鎖や外出禁止令、経済封鎖などで決して品物が豊富で、人でごった返す賑わいではないけれど、近隣の農家から仕入れた野菜や家畜の肉が店頭に並ぶ。

この八百屋のお兄さん二人はとても仲良し。朝から晩まで二人でここを切り盛りしている。

裸電球の下、商売の合間に二人で話をしながら大笑いしている何気ない光景が、とてもとても愛しく思えてシャッターを切った。

平和な世界なら疑いなく何処にでもある光景。

パレスチナでは時々消えて見えなくなってしまう光景。

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