世界の笑顔に出会いたい

写真家・高橋美香のブログ。 公園にいたノラ猫のシロと暮らす。 カメラを片手に世界を歩き、人びとの「いとなみ」を撮影。 著作に『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)『パレスチナのちいさないとなみ』(共著)『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版) 写真集に『Bokra 明日、パレスチナで』(ビーナイス)

2009年01月

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休暇を取って、「アフガニスタン山の学校支援の会」の運営委員仲間の写真展に行ってきた。仲間…と軽々しく呼んだが、写真においても人生においても尊敬する大先輩。運営委員の間では、言いにくいこともズバズバと忌憚なく発言するご意見番。普段はニコニコ優しい人だ。

彼は、コソボやルーマニアなど元々東欧諸国が撮影のフィールドで、ツアーを主導して撮影旅行を主催、指導したりしている。今日は、そのルーマニアの北部、ウクライナに近い山間の村の生活風景などをテーマにギャラリートークが聞けた。

ほぼ自給自足の村で、現金収入は冬の出稼ぎの間の20万円程度。村人たちは、食べるもの、暮らしに必要なものの大半を自分たちの手で作り上げる。そして、彼らの暮らしの中心にあるのは、信仰に根ざした文化。お祭りも、お葬式も、すべて村人が全員で司祭さんを交えて執り行われる。

ルーマニア、俄然行ってみたくなった。

この写真展は、東京と大阪でも行われるので、是非お近くにおいでの際は、お出かけ下さい。

そして、野嵜さんの写真展会場で会った運営委員仲間みんなでランチをしながら、新しく出来た会報のチェック。考えるのは、山の学校の子どもたちのこと。雪に閉ざされた村で、何をして日々過ごしているのかな?春の新学期が待ち遠しいだろうな。

帰りに、仲間と長倉さんの写真展会場に寄ってみた。
な「なんだよ~、また来たのかよお。MESTちゃん三回目じゃんよお」
め「はいはい、ワタシこう見えても長倉さんの大ファンなんです!!!折角来たファンに冷たくないっすか?その言い方…」
なんて、いつもの軽口をたたき合う。

今日は、モニターに映し出されるスライドショウをじっくり全部眺めたかったから。今までもう15年以上、長倉さんの作品を見続けてきた。南アフリカ、アフガニスタン、エルサルバドル…世界中のどんな国の、どんな人を撮っても、根底にある「人間が好き」という長倉さんのまなざしは変わらない。一作ごとに、新鮮なのに何もブレない安心感。スライドを眺めながら、本当に凄い人だなあ…とジーンとしていると…
な「珍しく真剣な顔しちゃって~。一枚その姿撮ってあげるよ」
め「だから、こう見えても大ファンなんですってば!ホントにジーンとしてたのに、もう!」
結局、軽口をたたき合う。

昔は何度写真展に通っても、「いつも観てます。本当に素敵です」なあんて言うのが精一杯で、サインをもらう時には緊張して手が震えていたくらいだ。長倉さんと言葉を交わすなんて、緊張しすぎて吐きそうだった(笑)何度もサインを貰ううちに顔や名前を覚えてもらい、それでもあの緊張感はずっと拭えなかった。長倉さんこそがワタシのヒーローで、目標で、とびきり憧れの人だから。

一緒に支援活動を始めて、年月が経つうちに、いつの間にやら冷や汗が出そうなほどの緊張感は無くなっていった。傍で、写真家以外の顔の長倉さんもたくさん見てきた。

でも未だに、長倉洋海さんは、ワタシの最高の心の師匠で、最高の写真家で、そしてとびきり温かい素敵な人で、めちゃくちゃ尊敬している。

世界中、生きている人はみんな同じで、違いなんて些細なことで、笑顔があれば心の垣根なんて簡単に取り払えることを、その写真で教えてくれる人。

長倉さん、面と向かっては軽口めいてしか言えないけれど、大好きです。

この長倉さんの写真展「人間交路」は、いよいよ明後日月曜日まで!是非お出かけ下さいね。

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エジプトの旅、最後の夕方はイスラミックカイロに新しく出来た、小高い丘の上の公園、アズハル公園で夕日を眺めて過ごした。

ゴチャゴチャのカイロの町並みの影のシルエットと、モスクのミナレット(尖塔)のシルエットの向こうに落ちるように見える夕日。エジプトの夕日は限りなく美しい。そこに、街中のモスクから流れるアザーン(日没の礼拝を告げる案内)の声。これぞエジプトの夕暮れ。

後輩とふたり、公園の芝生に腰をおろして、無言で夕日を眺めた。三週間にも及ぶふたり旅、それぞれ色んなことが頭を巡っていたんだと思う。

たったそれだけの話なんだけど、忘れられない夕暮れ。

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先日、動物園撮影においてあと一歩寄りたい時の解決策として、テレコンバーターを買った。テレコンをつけることでレンズの明るさが一段暗くなり、益々私の細腕(爆笑!)には厳しい重さとなり、手ぶれや写りはどうなのか、いつもの井の頭自然文化園に試し撮りに向かった。

昨日は曇り空で、夕方ともなると暗かったこともあり、ISOは自動にして800や640中心に撮ったので、手ぶれ自体はそんなにまで気にならなかったけれど、しかし重い!明らかに今までよりも腕がダルイ。腕の筋肉鍛えなおさなきゃなあ。

肝心の効果のほどは…やはり、もう一歩分が寄れるって面白い。画面の構成を考えていても面白い。おまけに今までよりは遅いとはいえ、意外とAFも素早く合焦する。もっと全然絶望的な感じかと思ってた。

と言うことで、テスト撮影はこんな感じに終わりました。

え?今までと別に変らない?ガーン。

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今日は、またいつもと変わらない日常に戻る。まあ、昨日だって入籍しただけで、全然いつもと変わらない一日だったけど。早朝出勤だったので、朝の四時に起きて出勤の支度。パートナーに「おい、今日くらいはハニー行ってらっしゃいって言えよお」と声をかけるが寝ぼけ眼(笑)会社について、出勤報告のついでに上司に「あ、ところでワタシ○○(旧姓)じゃなくなりました、昨日」と言うと、みんなビックリ。あはは、そりゃそうだ。ワタシ、こんな性格なので、親しくない人には何も話さない。入籍の報告は仕事の上で止むを得ず。色々聞かれるのが面倒くさい一日。まあ、数日で収まるだろう。

淡々と仕事をこなして、会社帰りに昨日買ったテレコンバーターのチェックを兼ねて、井の頭自然文化園に寄ってみた。寒いし、疲れてるし、そんなに充実した撮影にはならなかったけど、ハナコさんの息遣いを聞いていると心が落ち着く。最近、話しかけるとハナコさんは大抵鼻を長く伸ばして返事をしてくれる。瞳を覗きこむと、本当にこっちの言っていること、少なくとも声のトーンとか雰囲気とか、察して返事してくれてるんだなと分かる。

今日の写真は、先日の多摩動物公園のもの。孔雀が悠々と舞をしていた。大きく羽を広げて、得意げにこちらを見ながら体を揺する孔雀さん。生きとし生ける動物、みんないい。お互いに言葉は通じなくても、瞳が語るのは人間も動物も同じ。

この写真は、早速RAWで仕上げるのが楽しみな色合いの写真。得意げな孔雀さんの瞳に微笑む一枚。

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役所に婚姻届を出したあと、早速長倉さんのスライドトークを聞くために写真展会場のある新宿に向かった。

時間があるので、先日下見をしたシグマのテレコンを買いに。先日説明してくれた店員さんがちょうど居たので、早速40Dとシグマの同じレンズで試させて貰い、まぁこんなものかなと購入。

スタート一時間前に会場に着くと、もうすでに長蛇の列。一緒にアフガニスタンにも行った運営委員の仲間と会社の後輩Aちゃんご夫妻に会えた!

Aちゃん夫妻はいつも、地域の清掃をして、その対価に配られる地域通貨を使ってアフガニスタンの子どもたちに文具を送るWボランティア作戦に参加してくれていて、写真展に顔を出してくれたり、つい最近も会社の報奨金を寄付してくれたり、いつも子どもたちや会の活動のことを気にかけて下さっている。

早速入籍を報告すると、ご夫妻はわざわざお祝いにワタシの一番大好きな果物マンゴーの詰め合わせを下さった!ホント恐縮です。ありがとうございます。噛みしめて戴きます!

長倉さんにも報告。そして一番私を愛して、ここまで育ててくれた両親と祖母、叔母に長倉さんの写真集をプレゼントすることにした。記念すべき今日と言う日の日付とサインを入れて貰って。

今日みたいな日に、自分が目指すべき道を教えてくれた尊敬する長倉洋海さんの写真を観て、話を聞いて、改めてとても大きな刺激を受けた一日になった。

ワタシは何も変わらない。前を向いて行きます。みんなありがとう。パートナーのk、これからもよろしく。

写真はお祝いディナー、今度はステーキ(笑)とAちゃんご夫妻から頂いたマンゴー!

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