
昨日(一部で)お話ししたように、どうやら本当にガザに行けるかもしれない。今朝も確認の電話がかかってきて、かかる費用の総額や日程などのお話をした。どうやらご一行とカイロで合流する日までは、自分の自由に日程を組んでもいいらしい。そうなると俄然ビリンを含めた西岸地区行きの可能性も出てくる。もう本気で腹をくくって、棄てるものは棄てて、このチャンスを半年ぶりの取材旅行と急遽敢行してしまうか。ないのはお金だけ(笑)でも、お金なんて死ぬ気で働けばどうにでもなることだ。
昨日もビリン村で毎週の分離壁反対デモがあった。7月10日以来「暴力誘発罪」なる罪をでっちあげて、非暴力を貫いていた活動家のアディーブさんを逮捕、拘束(誘拐ともいう)したままのイスラエル軍。勿論弁護士も必死に戦ってはいるが、軍事法廷の壁はとにかく厚い。デモの参加者がアディーブさんの顔写真を掲げて「私たちみんながアディーブである。アディーブの釈放を!」と訴えた。勿論それに対する返答は膨大な数の催涙弾の嵐。この催涙弾製造元は儲かって仕方がないな。ますます椀飯振舞のごとく投げ込み、撃ち込むようになっている。
ワタシも彼らの闘いをまた傍で記録したい。それだけがワタシに出来る彼らとの共闘の方法。
普通の人が、小さな声を上げ続けることの大切さは、彼らに教わったから。
ハイサムが撮ったデモの様子↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=7HSggiGh3zg&feature=player_embedded
写真は、7月のデモの最中に撃たれて穴の開いたズボンを見せてくれたアディーブさん。どうか元気で。














