




まあ、そんなコムズカシイ話はいいや。
ワタシは、このベツレヘムの一角にある市場が大好きだった。時間があればここに通って、店先に座って市場の人たちを撮った。ときどき、忙しそうなお店の手伝いなんかもやっていた。ハーリッドさんと言う雑貨商と仲良くなったことがきっかけで、ここの市場の人々との付き合いが始まった。彼らの生活がみえるこの市場が大好きだった。額に汗して働いていることの充実感なのかな?小さくても一国(一店舗)の主であることの誇りなのかな?みんないい顔して働いていた。しかし、そこに店を構えるまでに経験してきた苦労は、みんな並大抵のものではない。ハーリッドさんも貧しい難民キャンプの出身で、小学校を終えるとすぐに働きに出なければならなかったという過去をもつ人だ。そんな話は珍しくない。
先日、ようやく冬のパレスチナ訪問記の原稿を書き終えた。だから、それがどうなるかはまだ分からないけれど。先月公民館で講座をした際のアンケートをもらった。そこにしたためられていた皆様のお言葉から、本当に「ふつうのパレスチナの日常とそこで生きる人々のありのままの姿」を伝えることの意味は大きいと感じた。
早くパレスチナへ戻りたいと思っている。でも、今度はもう少し計画的に。
みんなの笑顔に出会いたい。
その(1)はコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/mikairvmest/33700093.html




