世界の笑顔に出会いたい

写真家・高橋美香のブログ。 公園にいたノラ猫のシロと暮らす。 カメラを片手に世界を歩き、人びとの「いとなみ」を撮影。 著作に『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)『パレスチナのちいさないとなみ』(共著)『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版) 写真集に『Bokra 明日、パレスチナで』(ビーナイス)

2010年07月

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8月6日から金城実さんの個展が始まる。

それに合わせて「語る」「吠える」「社会を彫る」「オキナワを映す」というイベントがそれぞれ開かれる。

●トークイベント「琉球・日本・美術」
8月6日(金)18時半~20時45分
新川区民会館 7号室 最寄駅・地下鉄茅場町駅 ※地図参照
無料

●トークイベント「差別の構造ー沖縄という現場」
8月7日(土) 14時~17時
日本教育会館 8F 第三会議室 最寄駅・地下鉄神保町 ※地図参照
参加費500円
パネリスト:金城実、石川文洋、鎌田慧、辛淑玉

●金城実 彫刻展「島の土から」
8月6日(金)~21日(土) 開廊12時から19時(日曜、7日(土)休廊)
GALLERY MAKI 最寄駅・地下鉄茅場町駅 ※地図参照

●映画上映&トーク「チビチリガマから日本国を問う!」
・8月13日(金) 17時半開場 18時上映
新川区民会館 7号室
参加費1000円

・8月17日(火)18時半上映
世田谷生活文化情報センターセミナールーム
最寄駅・東急田園都市線、世田谷線三軒茶屋 駅直結キャロットタワー内
参加費1000円

上映会は、両会場とも金城実さん、映画監督の西山正啓さんのトークがあります

世田谷の会場では大木晴子氏と、それ以外の会場(新川区民会館、日本教育会館)では単独で金城実氏の作品を写した写真展をおこないます

いやあ、ホントに実さんに会いに来てほしい、実さんの作品を見てほしい、実さんの語りかけに耳を傾けてほしい。多くの皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

http://www.gallery-maki.com/2010/07/26/mika-v4_kinjyo/

マンゴーもジュディも村に帰ってきた。
 
そろそろワタシも帰ろうかな…。

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7月某日、井の頭自然文化園に約二カ月ぶりに行った日。

数日に一度、気になったり、思い出したりするものの、なかなかゆっくりとみんなに会いに行けず。

先日、十年来の友に「俺はパレスチナの写真より、動物の写真の方がメストらしさが出てると思うんだけどなあ…」とダメだしされる。

それを聞くたびに、なんか複雑な気分。

園内で妖怪スタンプラリーをしたり、ハモニカ横丁で買ったお弁当を食べたり、ハナちゃんやトラちゃんとの逢瀬を楽しんだり(!)…いやあ、それにしても夏で痩せたトラちゃん、精悍で益々いいオトコ。

久々に、楽しんで写真を撮った一日のこと。

7月19日にアハマドという17歳の少年がイスラエル軍に逮捕されOfer軍事刑務所に入れられている。

彼のお父さんワジーは、ビリン村の多くの家庭と同じように農地を奪われ、立ち行かなくなった暮らしを支えるために断腸の思いでイスラエル領に出稼ぎに行っていたが、長男のラ二がデモのさなかに首を撃たれ、下半身に麻痺が残り、厳しい暮らしを益々強いられるようになった挙句、イスラエル領への越境許可を取り消された。

その後、次男のイブラヒムも六か月前に逮捕されたまま、今度はアハマドが連行された。一家の暮らしは、分離壁によりズタズタにされた。多感な17歳のアハマドは、父親や兄の境遇を見ながら、自分も…とデモに参加し続けていた。そして、逮捕された。

家族は、必死の思いでアハマドの保釈金を集めている。その額はなんと2,600ドル。途方もない金額だ。村のみんなはアハマドを助けるために、必死にお金を集めている。誰かを個人的に保釈するために、FFJが全世界に向けて寄付を呼び掛けることは普段あまりないけれど、今回は17歳の少年であること、家族の境遇を考えてカンパを募っているのだろう。

保釈金が用意出来なければ、アハマドは裁判が終わるまでの間…恐らく一年ほど…軍事刑務所に入れられたままになるだろうと言う。少年たちが刑務所内で様々な虐待や拷問を受けていることは、あちこちで伝えられている。自分がアハマドの家族であれば、どんなことをしてでもお金をかき集めると思う。たとえそれが、さらにイスラエル軍を利することになるとしても。

そう、軍事裁判にかけられたパレスチナ人が、たとえ本当は無実であろうとも、無罪放免されることは皆無に近い。保釈金だって吹っかけられて、巻き上げられて、更なる占領のための予算になるだけだと、村人たちも分かっている。それが悔しくて、ワタシは個人的には保釈へのカンパにはいつも躊躇をしてしまう。

でも、それが自分の家族の身に起きたことだったら…と想像すると、死に物狂いでお金をかき集めるのかもしれない。自分の家族が、みすみす軍事刑務所のなかで虐待され、心身をボロボロにされると分かっていながら黙って見ていられるだろうか?

これが占領なんだと思う。土地を奪われ、暮らしも家族も破壊され、占領政府を利することになると分かっていながらもお金を用意するしかない、これこそが占領。

いくばくかを、FFJに送るべきなのかもしれないと思いながらも、身動きできないでいる。押しつけられた占領と、押しつけられた容疑と、押しつけられた保釈金の前で、必死になっている村人たちに、自分は何をするべきなのか、分からないでいる。

今回はワタシが責任を持って請け負うことが難しいので、国際送金先を記します。
BANK OF PALESTINE PLC
RAMALLAH BRANCH
RAMALLAH , WEST BANK, PALESTINE TERRITORIES
SWIFT CODE: PALSPS22
BANK NO : 89
BRANCH NO :458
BENEFICIARY NAME : FRIENDS OF FREEDOM AND JUSTICE
BENEFICIARY ACCOUNT NO: 222459
TELEPHONE NO : 022489129
ADDRESS : BILIN

(8月1日、追記)
今回の保釈金カンパに関しては、こちらの方がいいみたいです。

BANK OF PALESTINE PLC
RAMALLAH BRANCH
RAMALLAH, WEST BANK, PALESTINE TERRITORIES
SWIFT CODE: PALSPS22
BANK NO: 89
BRANCH NO: 458
BENEFICIARY NAME : popular Coordination Committee
BENEFICIARY ACCOUNT NO: 1205998
TELEPHONE NO : 0598914541

The money will be returned from the court in the future, and will be used for a future fund for releasing prisoners on bail condition.
FFJの説明では、「将来このお金(保釈金)は法廷より返還され、その返還されたお金は、(次の)逮捕、収監された村人たちの保釈のために役立てる」とのこと。

ibel3in@yahoo.com
直接のやり取りをご希望の方は上記メールアドレスまでご連絡を。

FFJへのメールの代行などは、いくらでも協力します。誰がなんの(アハマドの保釈)ために、いくら日本から送る…などのメールは、いくらでもしますのでお知らせください。

アハマドの小さかったころの映像。ビリンを撮り続けるイスラエル人映画監督シャイ・ポラック監督の作品「ビリン・ハビブティ」の一部分と思われる。
http://www.youtube.com/watch?v=NX49XZR-zOo&feature=player_embedded

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ヤバイ、いきなり完全にホームシック。

故郷に帰って、この笑顔のシャワーを浴びまくりたい。

好きな写真を、本能のままに撮りまくりたい。

何も考えずに、エジプトに沈没したい。

ほとぼりが冷めたら、また現実に帰って来るからさ…。

これって現実逃避なのかな。

エジプトへの思いって…理屈じゃないんだよなあ。

帰りたい~!

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