世界の笑顔に出会いたい

写真家・高橋美香のブログ。 公園にいたノラ猫のシロと暮らす。 カメラを片手に世界を歩き、人びとの「いとなみ」を撮影。 著作に『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)『パレスチナのちいさないとなみ』(共著)『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版) 写真集に『Bokra 明日、パレスチナで』(ビーナイス)

2012年01月

2009年の夏、パレスチナでドキュメンタリー映画を撮る監督アハマドに出会った。

彼は物静かで、微笑みをたやさず、でも信念に突き進む熱い人だった。

熱意に押されて、彼の映画に出演した。

暑い夏の日、忘れられない一日となった。

彼の映画の完成のために、あと少しだけ、日本からもご支援いただければなあと思う。

決済はウェブ上で可能。

クレジットカード決済かデビットカード決済、またはPAY PALにて。

是非ともご協力をお願いします。

http://www.facebook.com/l.php?u=http%3A%2F%2Fwww.indiegogo.com%2FTwo-Meters-of-This-Land%3Fi%3Dfblk%26fb_ref%3D406641%26fb_source%3Dprofile_multiline&h=EAQGd4_RCAQElOCFcUqtOUoh50K4zqE8MkBtH0fh-2wuB-g

これは映画の一部映像
http://www.youtube.com/watch?v=gPwMleMbrdA&feature=player_embedded

そしてあの日のこと…
http://blogs.yahoo.co.jp/mikairvmest/33403480.html

金曜日の今日は、タハリール広場での集会に参加する人の数も多く、盛り上がっている。ただ、さまざまな考えの人が集っているので、今日は乱闘騒ぎも起きている。

ダウンタウンを散歩した。

去年の革命以来、タハリール広場に向かう道のあちこちが封鎖され、検問所が設けられ、見知ったカイロの風景が変わってしまった。散歩をするにも通れない道が多く、迂回を繰り返す。

散歩をしていると、革命でなくなった犠牲者の顔が印刷された横断幕を掲げるデモ隊に出会った。

デモを通りで見守りながら、デモに参加しない一般市民は、携帯電話で動画を撮影したり、ボーっと見守ったりしている。

そう、テレビに映るタハリール広場だけがエジプトではない。一歩離れると、当たり前の人々の暮らしがあり、「デモもいいけど、もうみんな仕事に戻ろうよ。普通の暮らしに戻ろうよ」と言う人も少なくない。

次は大統領選。ムーサ元外相、ムスリム同砲団の候補者、サラーフィーンの候補者が有力候補だそうだ。

自由、公正、尊厳、みんながデモで掲げるそういうものが本当に守られる、エジプトになってほしいと心から願う。

もう十何回目のさようなら。また戻ってくるね。

革命一周年に沸くタハリール広場へ。

痴漢に遭うし(もちろんぶち殴る)、ポケットの中身を盗まれるし、散々な目に。でも、ある程度は覚悟のうえ。カメラが無事でなにより。

議会で第一党となったムスリム同砲団のひとたちが、広場の出入りを管理。平和裏にお祭りモードの一日。

写真はこちら。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.373297192684620.108993.100000130287150&type=1&l=be9f4b2a00

パレスチナでの全ての日程を終えて、エジプトのビザ取得の為に、エイラットの友人宅に滞在中。

彼女の職場の同僚のドゥルーズのひとから、とても興味深い話を色々と聞く。

占領地パレスチナで暮らす人々ももちろん大変だけど、イスラエル内に暮らすアラブ人達も、形を変えた占領の中で苦しんでいる。

ドゥルーズの彼らには、イスラエル人としての兵役義務がある。パレスチナで暮らす兄弟に銃口を向けなければ鳴らない。

明日は、いよいよ革命一周年を迎えるカイロに戻る。

本当に有意義な日々。

でも、パレスチナが恋しい。ジェニンの家族が恋しい。

Many Palestinians show their rights to pass the road in Palestine, Israeli soldiers were not accept to go through any palestinians without a permission.

Three palestinian demonstrators were arrested at the end.

http://youtu.be/NzSgqvJ11QE

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