
岩国に着くと、岩国在住で上関原発の建設工事阻止のためにカヤックで行動した「虹のカヤック隊」のケンちゃんが車で迎えてくださり、オスプレイを押し付けられている岩国基地の見学をして、室津の港から船で祝島へ。
早速地元の漁師さん方が船を出してくださり、上関原発予定地、工事の進む田ノ浦へ上陸。早速中電から「ここを離れろ」という警告の放送が。
海は、限りなく美しい。その海を汚せば、もう漁は出来ない。「きれいな海さえあればずーっと暮らしていける。この海を残すのがわしらの努め」と島の方々は口々に言う。大間のあさこさんとまったく同じ言葉。
島では、30年間も週に一度の原発反対デモを続けてきた。月曜日の夕方港に行くと「げんぱつはんた~い、エイエイオ~」と、ゆったりと、でも力強く島のおじちゃん、おばちゃんたちが声を上げる。
島の人々は、明るく、みんな仲良く、よそ者を笑顔で迎え入れてくれる。このひとたちのおかげで、ワタシの故郷の瀬戸内海は原発から守られてきた。
ひとの絆を壊し、分断してきた原発は、島の暮らしとは一番不釣り合いなもの。都会の人間が豊かで便利な暮らしを追い求める中で、地方に、過疎の地に、むりやり札びらで押し付けられてきた原発という構造。
「豊かな海に原発はいらない」。その言葉に深く深く肯く島での日々。



