
そもそも、数年前、西山監督に「今度狛江で昔の作品を上映するグループがあるから訪ねてみて」と言われ「ゆんたんざ沖縄」を狛江の上映会で観た。実さんや実さんの盟友知花昌一さんが主人公のこの映画。その上映会を企画されたのが、M.A.Pのタカヤマさんとウブカタさんだった。
そして、それから数年、昨年「壊された5つのカメラ」の新百合ヶ丘の上映&トークにタカヤマさんが来てくださった。「近々、西山さんの新作上映会を予定している」と。その上映会の飲み会の席で、誰からともなく「壊された5つのカメラの上映と西山さんの映画の上映とミカちゃんの写真展と琉球舞踊や三線やろう」との話に。
早速、なにはともあれ、その場所にいたタカヤマさんウブカタさん西山監督などをメンバーにした「映画祭」のページをフェイスブック上につくった。そこから運営委員を募って、プログラムを募って…というと立派に聞こえるが、実態は、あの飲み会にいたメンバーが引くに引けず(笑)かかわることになった。みんな、初めての経験。おまけにそれぞれ仕事を抱えている。でも、熱意だけはある。
そして今日、企画書を持って「壊された5つのカメラ」の上映実現するため、ナカヤマさんに話を聞いてもらった。即答でいいお返事をいただいた。他の候補作品をナカヤマさんに話すと、「ビリンとも非暴力抵抗運動でつながりますね」と。沖縄や福島をテーマにしたいくつかの作品を上映すべく交渉中。
「いかに、その辺のフツーの人々に観に来てもらい、知ってもらうかにかかってますよね。わざわざ興味を持って遠くから来る方もありがたいけど、普段あまりそういうことに興味のない人にこそ観てもらえるように…」と話す。ホント、それこそが永遠のテーマ。
新たに旅に出るために、トルコの地図を買って、旅の指さし会話を買って、タブレットに直接撮った写真を入れるためのカードリーダーを買って、そうこうしてるうちに雨が止んだので、水滴の付いた花びらがきれいなサクラを撮る。
春はいろいろなことのスタート。ワタシも新しいことを始めよう。



