








先日は、「大帰還行進」の負傷者を救護するボランティアの救急隊員の女性ラザーンさんが負傷者の救護のさなかにイスラエル軍兵士に撃ち殺された。白衣を着て、明らかに救急隊員であることをアピールしながら、両腕を掲げて負傷者に近づいて行った映像が残されているが、非情にも兵士は彼女を撃ち殺した。先日はプレスであることを示していたジャーナリストも何人も撃ち殺された。カナダ人の医師も脚を撃たれたばかりだった。
「それでも誰もイスラエルの非道を本気で止めようとはしない。ときが過ぎゆき、人々の記憶が薄れるのをまた思い知らされるんだ」とパレスチナの友がため息まじりに話した。
ときどき、正直に言って「もう、たくさんだ」と投げ出したくなる。目も耳もふさぎたくなる。パレスチナのニュースも、アフガニスタンのニュースも、閉じてしまいたくなるときがある。
でも、誰に頼まれたわけでも、誰に強いられたわけでもないけれど、また向き合おうとしている自分がいる。延々とその繰り返しだ。
文章を書こうとしても、全然言葉にならないことが多くある。悲しすぎて、虚しすぎて、なにも言えない、書けなくなることがある。PCを開く気力すらなくす。
それでも、やっぱりできることを続けていくしかないのだ。
クラフトの紹介のつもりが、すっかり暗く深刻な話になってしまった。でも、そんな世界を生き抜きながら、懸命に自分たちの暮らしや家族の暮らしを守っているパレスチナやアフガニスタンの女性がつくっているクラフトの紹介なんだから、そんな話がセットになっているのも仕方がないことかもしれない。
ビリン村のクラフトは、拙著『それでもパレスチナに木を植える』にも書いたとおり、ビリン村で子どもを病気で亡くした女性が息子の治療費の借金と生活費の足しにと制作を始めたことがきっかけになり、それ以来、ずっと購入してサポートを続けている。今年はみなさまからお寄せいただいたカンパでミシンなども購入した。
詳細はコチラ
https://blogs.yahoo.co.jp/mikairvmest/42015507.html
アフガニスタンのクラフトは、ワタシが「アフガニスタン山の学校支援の会」の運営委員として現地に赴くたびに、会をサポートしてくださっている現地在住の安井浩美さんがアフガン人女性の自立支援のために運営されている会社シルクロードバーミヤンハンディクラフト社から買い付けてきたもの。
すべて在庫は一点ずつのみなので、連絡をいただいた順番になりますが、購入ご希望の方はまずはお気軽にお問い合わせください。在庫の有無や送料込みの値段などをご返答いたします。アフガニスタンのクラフトは、「アフガニスタン山の学校支援の会」でも類似(デザイン違いなど)のものを販売しておりますので、値段はおおむねそちらに準じます。
お問い合わせ先
mikairv★gmail.com(★を@に変えて)
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お問い合わせ、ご注文をお待ちしております。
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