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ガザの国境の壁破壊騒動に触発され、とうとう重い腰をあげて昨日書き始めた「パレスチナの詩」、皆様からお寄せいただいたご感想にパワーをもらいました。今までの記事のように気楽に書ける記事ではないので、集めた情報や自分の当時の思いを整理しながら、少しずつ皆様にご紹介したいと思います。

今回の騒動の、脇役ではあるものの、意外と重要な役どころを割り振られたエジプト、その後のニュースを見ていると打算と戸惑いと予測のつかなさと、色々なファクターに様子見を決め込んでいるようにも見えます。

エジプト人は一般的に同じアラブ人である隣人のパレスチナ人に同情的で、こういう事態が起こった時、押し寄せられた街のエジプトの市民は、パレスチナの隣人のために一肌脱ぐか、儲けのチャンスと見てビジネスに走るか、いずれにせよ歓迎ムードであることは今のところ間違いないのではないかと思います。政府レベルでは和平を結んだとは言え、市民の感情レベルでは、アンチイスラエル感情が根強いエジプトでは、その鼻をあかした今回の壁の破壊は痛快だと思われ、喝采を浴びていることでしょう。

しかし、エジプト政府はイスラエルとの和平と引き換えに、アメリカから巨額の援助をもらっている身なので、傍観することは許されず、一応治安部隊を派遣してパレスチナ人を壁の向こうに押し返し、鼻をあかされたイスラエルに協力する姿勢を演じなければなりません。一般の部隊員や市民は、誰も本気で押し返したいなんて思っていないでしょうが!

政治ってやつは!

さて本題。そんなエジプトのカイロ動物園を今日も。
動物園と言えば、家族総出でおめかしをしてピクニックにやって来るところ。レジャーシートを敷いて、お弁当を食べ、お茶を飲み、ワイワイがやがや話に花を咲かせます。子供たちは、あちこちの動物の檻へ飛び回っています。赤ちゃんと、お父さん、同じような格好で、木陰の下で昼寝をしていました。その横で静かに佇むお母さん。

こんな素敵な光景も、平和があってこそなんです。