
そんな国が特別な国なったのは、あの冬彼らと出会ったから。
彼らは、滞在するホテルの従業員だった。毎日仕事が終わって、宿題を見てくれたり、発音を直してくれたり、言い回しを教えてくれたり、生きた会話の先生だった。休みの日にはカイロ動物園へ行ったり、ナイル川で舟遊びをしたり、エジプトを身近な国にしてくれたのは彼らふたり。
帰国の朝、彼らは二人で手紙をくれた。
「MESTと過ごした日々は本当に楽しかった。神様のお陰で君に出会えた。僕らと僕らの家族が君の家族だから、いつでもエジプトに帰っておいで。ずっと、ずっとここで待ってるから」
そして、今のエジプトと私がある。彼らと彼らの家族のお陰で、エジプトと繋がる今の私が居る。
あの冬、彼らに出会わなかったら、エジプトは私の故郷にはならなかっただろう。彼らこそが、エジプトの本当の魅力を教えてくれた人たち。
さて、いよいよ今日、エジプトに向かいます!
行ってきます。
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