
パレスチナに行くときも、アフガニスタンに関わり続けるときも「危なくないですか?」と常に言われる。でも「危ない」ってなんなんだろう?とワタシはいつも答えに困ってしまう。日本にいても、危ない目に遭う時は遭うし、それはアフガンだろうがパレスチナだろうが同じことだとしか、ワタシには言いようがない。
「自己責任」?、それは現地へ向かう人たちが皆、一番自分自身で意識して、自分の安全のために最大限努力している。他人に言われるまでもない。でも、「責任」を自分で取ることを恐れていたら、何も出来やしない。
地下鉄サリン事件が起きたからと言って、日本人みんながテロリストなのだろうか?凶悪な誘拐や殺人事件がどこかで起きたとして、日本人みんなが凶悪な人だろうか?そんな訳ないよって笑われるだろう。じゃあ、アフガニスタンも、アフガニスタン人もそれと同じことだって、気づくのは簡単だ。
常岡さんが無事でいらっしゃることを願いつつ、さあ、ワタシも行ってきます。どこへ?それは帰ってきてからのお楽しみ。



