





この街には、そんな全国各地から、もしくは近隣からの参拝客をあてこんだ、人懐っこい商人が溢れている。街全体の雰囲気が「遠方からのお客さん、ようこそ!!!」という雰囲気に満ちている。だからワタシはこの街に何度も何度も通い続けているし、カイロの安宿で出会う「普通の旅では飽き足らない」旅人にはタンタを強く勧める。外国人観光客には一度も会ったことがないので、普通の観光地と違ってシツコイ客引きなんかもいない。カイロから日帰り小旅行にして、エジプトに一歩深く踏みいれられる街。
去年の今ごろは旅に次ぐ旅で、その後にはドップリと現実が待っていたので、せっかくのエジプト写真もずいぶんお蔵入りしたままだと、今更気付いた。少しずつ、紹介していこう。
説明の要らない街の風景と人の写真ばかり。3枚目は、100円ショップならぬエジプトでも大流行の2.5ポンド(50円くらい)ショップ。若い女性がヘアアクセサリーやちょっとした雑貨を買うために、キャーキャー友達と言いながら品定めをしている…そんな姿は、日本と変わらないなあと思う。
エジプトの旅の楽しさは、やっぱり人である。












