世界の笑顔に出会いたい

写真家・高橋美香のブログ。 公園にいたノラ猫のシロと暮らす。 カメラを片手に世界を歩き、人びとの「いとなみ」を撮影。 著作に『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)『パレスチナのちいさないとなみ』(共著)『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版) 写真集に『Bokra 明日、パレスチナで』(ビーナイス)

カテゴリ: モロッコの迷宮で

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あっという間に写真展「モロッコの迷宮で」最終週になりました。

写真展は残すところ今夜と29日(金・祝)、30日(土)となりました。

30日(土)の夕方、ワタシも会場に顔を出します。

19時には撤収を始めようと思っております。

クルドのおかあさんがつくるオヤと美味しい珈琲がお待ちしております。

よく、三枚セットのポストカード(600円)の一枚だけほしいと言われるのですが、ワタシも思いがあって三枚セットの組み合わせを考えてつくっているので、ご容赦ください。

今回のモロッコポストカードセット(ABCセット三種あります)、もしくはこの「モロッコの迷宮で」でご紹介した写真のプリントは、遠方の方にもお求めいただけます。ご希望の方は、ご連絡ください。
mikairv★gmail.com(★を@に)

今日ご紹介する写真は、カサブランカの市場をぶらついているとき出会った炭火焼き魚屋のお兄ちゃん。

エジプトで暮らしているあいだ、よく家の近くの市場の路上で、魚の腹を開いて香菜を詰め込んで炭火で塩焼きにした魚を買って帰って食べていたことを思い出した。カイロのそれは、もっぱらナイルで獲れる川魚だったと思う。同居人のカナダ人は、そんなワタシの姿を顔をしかめて眺めながら「よくそんなもん食えるな」と繰り返し言っていた。

カサブランカで、そのカイロの路上の焼き魚屋を思い出していた。

兄ちゃんと交わした会話の内容は、あまり覚えていない。でも「なんでアラビア語喋れるの?」と聞かれたことと「エジプトで暮らしてた」と答えたことは覚えている。「ああ、だからエジプト訛りなんだね」と言われたことも。(いつもその会話が繰り広げられる)

なにを話したかも覚えていないけれど、彼のこの笑顔はずっと忘れない。

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【まもなく終了】
昨年秋に撮影したモロッコの写真展「モロッコの迷宮で」を下記の通り開催することになりました。

日時:2016年4月5日(火)~30日(土)
   11時から21時(木曜定休)

場所:自家焙煎珈琲豆の専門店 andante
   武蔵野市西久保2-18-3 三谷通り
   0422-37-1612

http://www.coffee-andante.com/omise-shoukai.html

会場では、クルドのおかあさんがつくるオヤも置かせてもらう予定です。

写真展自体には入場料は設けておりませんが、美味しい珈琲を飲みながらお楽しみください。

ワタシは会場に常駐はしておりません。在廊日はツイッターなどでお知らせします。
@mikairvmest

みなさまのお越しをお待ちしております。

「パレスチナを撮っても、モロッコを撮っても、タカハシミカの写真だなあ」と、もし感じてもらうことが出来たら、それこそがワタシの喜びです。

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パレスチナの写真集「ボクラ 明日、パレスチナで」(ビーナイス)


写真展会場でも販売します。

http://www.amazon.co.jp/ボクラ(Bokra)%E3%80%80明日、パレスチナで-ビーナイスのアートブックシリーズ-高橋-美香/dp/4905389275/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1421878540&sr=8-2&keywords=ボクラ%E3%80%80明日

版元ビーナイスのページ
http://benice.co.jp/index.html

「ボクラ」に収められた写真のカード、Tシャツ、トートバッグをこちらからお求めになれます。
ビタミンTeeのページ
http://www.vitamin-tee.jp/?mode=cate&cbid=985137&csid=1


「パレスチナ・そこにある日常」(未来社)も会場で販売予定です。

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%83p%83%8C%83X%83%60%83i%81E%82%BB%82%B1%82%C9%82%A0%82%E9%93%FA%8F%ED&x=10&y=21

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某国某地より帰国しました。

喜びも悲しみも日本でボケーッと暮らしている何万倍もの濃さ。

笑って、笑って、ときどき泣いて、悩んで、またみんなの笑顔に救われて。

そんな時間を繰り返す、あの山での滞在。

書きたいことはヤマほどあれども、まずはワタシが不在のあいだも、そして現在も開催中の写真展「モロッコの迷宮で」の展示写真を紹介。

今日の写真は、ジャマエルフナ広場の猿回しのおっちゃん。

日本の猿回し芸と違って、ここのはサルと記念撮影をさせてお金を取るという、芸も何もないもの。

この広場には、ありとあらゆる大道芸人がいて、芸のレベルの高いもの、特段高いわけではないもの、様々な「芸人」がいる。

ちょっとでも足を止めると、それだけでお金を取られそうではあるけれど、本当に質の高い、気に入った「芸人」がいたら、ゆっくり足を止めて、腰を落ち着けて、満足いくまでそのパフォーマンスを堪能して、楽しませてもらった分の「代金」を支払おう。

エジプトのカイロの旧市街のカフェでの演奏家たちのライブもそうだったが、本当に素晴らしい「芸」に対してチップをはずむと、自分自身がみんなと一体となってアーティストを育てているようで、とても幸せな気持ちになる。

モロッコでも、エジプトでも、アーティストの周りに、そういう固定客、パトロンが毎晩のように集い、幸せそうに演奏に耳を傾けていた姿が印象的だった。

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昨年秋に撮影したモロッコの写真展「モロッコの迷宮で」を下記の通り開催することになりました。

日時:2016年4月5日(火)~30日(土)
   11時から21時(木曜定休)

場所:自家焙煎珈琲豆の専門店 andante
   武蔵野市西久保2-18-3 三谷通り
   0422-37-1612

http://www.coffee-andante.com/omise-shoukai.html

会場では、クルドのおかあさんがつくるオヤも置かせてもらう予定です。

写真展自体には入場料は設けておりませんが、美味しい珈琲を飲みながらお楽しみください。

ワタシは会場に常駐はしておりません。在廊日はツイッターなどでお知らせします。
@mikairvmest

みなさまのお越しをお待ちしております。

「パレスチナを撮っても、モロッコを撮っても、タカハシミカの写真だなあ」と、もし感じてもらうことが出来たら、それこそがワタシの喜びです。

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パレスチナの写真集「ボクラ 明日、パレスチナで」(ビーナイス)


写真展会場でも販売します。

http://www.amazon.co.jp/ボクラ(Bokra)%E3%80%80明日、パレスチナで-ビーナイスのアートブックシリーズ-高橋-美香/dp/4905389275/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1421878540&sr=8-2&keywords=ボクラ%E3%80%80明日

版元ビーナイスのページ
http://benice.co.jp/index.html

「ボクラ」に収められた写真のカード、Tシャツ、トートバッグをこちらからお求めになれます。
ビタミンTeeのページ
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「パレスチナ・そこにある日常」(未来社)も会場で販売予定です。

アマゾン
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おはようございます。

朝っぱらからブログの更新をしているなんてめったにないことです。

PCを付けっぱなしにして、朝から大事な「仕事」の返事を待っているので。

本日を含む毎週木曜日は写真展「モロッコの迷宮で」はアンダンテの定休日のためお休みです。明日以降のお越しをお待ちしております。お待ちしているのは、写真と珈琲。ワタシは都合によりしばらく会場には顔を出せません。20日以降に顔を出すつもりです。

さて、どこまで公開していいのか分からない話なので、差支えのない程度に。映画「オマールの壁」が今月公開になります。ワタシの七年来の友人でパレスチナ人俳優のSaleh Bakri。彼との出会いのことは拙著「パレスチナ・そこにある日常」にも書きました。彼の弟のアダム・バクリーがこの「オマールの壁」の主演です。

16日にはアップリンクで舞台挨拶があると聞いております。17日には長くパレスチナ問題に関わる諸先輩方が「(自分たち団塊の世代はおぜん立てをするだけで、あまり前面には出ないよう心がけ)若者たちが中心となったアダムを囲んだ交流会を開こう」とされているようです。話をうかがった時点では午後と聞いております。先輩方に、この交流会の司会進行を…とのお話を頂戴しましたが、痛恨の極み、ワタシはこの日、東京に不在なのです。アダムに聞きたい話もヤマほどありました。会いたかった、撮りたかった。。。そろそろワタシも「若者」の範疇には入らないことを自覚してはおりますが。

そうそう、この交流会の詳細をどこまで公開していいのか、主催者の先輩方に確認中です。でも、ワタシがこの情報を追ってお伝えできるとは限らないので、どうか「我は若者!」と言う方、是非とも「17日、アダム・バクリー、オマールの壁、交流会、新宿ラバンデリア」などのキーワードをもとに、ご自分で情報をつかんでみてください。「日本でパレスチナ連帯のためにできることは何でしょう?」とよく聞かれます。まさに、アダムを囲んで意見交換することもそのひとつではないでしょうか。このせっかくのチャンスをワタシのように逃されませんよう。。。

前置きが長くなりました。でも、前置きこそが今日伝えたかったことか。

写真は、マラケシュの伝統工芸館に見学に来ていた子どもたち。中国人?日本人?と興味津々な子どもたちでした。こんなかわいい子どもたちに「ボンジュール マダム」と満面の笑みで言われると「マダム」という(つい、日本で誤ったイメージで使われている方のマダムを連想してしまう)語感に戸惑ってしまうけれど。

伝統工芸館は、革細工、革製品、カーペット、寄木細工、かご、ペイントなどなどありとあらゆるモロッコの伝統工芸の職人がショップを構えた場所。定価表示なので「市場に行く前に値段の相場をここで」と必ず勧められる場所。職人たちが実際に工房で仕事もしているので、子どもたちの見学場所にもなっているようです。この子たちのなかから未来の職人が生まれるかも。

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昨年秋に撮影したモロッコの写真展「モロッコの迷宮で」を下記の通り開催することになりました。

日時:2016年4月5日(火)~30日(土)
   11時から21時(木曜定休)

場所:自家焙煎珈琲豆の専門店 andante
   武蔵野市西久保2-18-3 三谷通り
   0422-37-1612

http://www.coffee-andante.com/omise-shoukai.html

会場では、クルドのおかあさんがつくるオヤも置かせてもらう予定です。

写真展自体には入場料は設けておりませんが、美味しい珈琲を飲みながらお楽しみください。

ワタシは会場に常駐はしておりません。在廊日はツイッターなどでお知らせします。
@mikairvmest

みなさまのお越しをお待ちしております。

「パレスチナを撮っても、モロッコを撮っても、タカハシミカの写真だなあ」と、もし感じてもらうことが出来たら、それこそがワタシの喜びです。

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パレスチナの写真集「ボクラ 明日、パレスチナで」(ビーナイス)


写真展会場でも販売します。

http://www.amazon.co.jp/ボクラ(Bokra)%E3%80%80明日、パレスチナで-ビーナイスのアートブックシリーズ-高橋-美香/dp/4905389275/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1421878540&sr=8-2&keywords=ボクラ%E3%80%80明日

版元ビーナイスのページ
http://benice.co.jp/index.html

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「パレスチナ・そこにある日常」(未来社)も会場で販売予定です。

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本日より写真展「モロッコの迷宮で」がスタートしました。

会場は自家焙煎珈琲のお店。美味しい珈琲が写真をご覧になりながらいただけます。

今日マスターと話をしていると「イエメンからのいい豆が手に入りにくくなりそうだ」と聞いた。ちょうどイエメンハラジという豆のコーヒーをいただいているとき。まろやかな甘みと酸味が絶妙なフルーティな味。

以前、シリア内戦でアレッポのオリーブ石鹸が手に入りにくくなったときのことを思い出した。そしてイエメンのコーヒー豆。ワタシたちにとっては、「手に入りにくい」程度のわずかな影響。でも、シリアで、イエメンで、罪もなく命を奪われている多くの人々を思う。人生を破壊されている人々のことを思う。

シリアはきれいなところだった。イエメンには行ったことはないが、行った人はみな「古き良きアラビアの世界」とその魅力を語った。

ワタシも、こういう話題になるとため息をつきながら「シリアはきれいだった」と口にしてしまう。でも、現在進行形のこの虐殺や人生の破壊を止めようともせず、あきらめ顔で「キレイなところだった」などとつぶやいているのがこのワタシなのだ。そのことの罪深さに、イエメンハラジの味わい深い珈琲を飲みながら痛烈に気づかされた。

この写真、ジャマエルフナでは毎日、毎晩がまるでお祭り騒ぎ。一日中大道芸人はそれぞれの芸を繰り広げ、午後を過ぎると屋台が姿を現す。それを目当てに地元のひとも、観光客も集まる。ありとあらゆる音が鳴り、静かなのは、夕暮れ時のアザーンが鳴る一瞬だけ。

こんな「当たり前の日常」も、平和であればこそ。

そのことの意味を、珈琲を飲みながら考え込んでしまった。

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昨年秋に撮影したモロッコの写真展「モロッコの迷宮で」を下記の通り開催することになりました。

日時:2016年4月5日(火)~30日(土)
   11時から21時(木曜定休)

場所:自家焙煎珈琲豆の専門店 andante
   武蔵野市西久保2-18-3 三谷通り
   0422-37-1612

http://www.coffee-andante.com/omise-shoukai.html

会場では、クルドのおかあさんがつくるオヤも置かせてもらう予定です。

写真展自体には入場料は設けておりませんが、美味しい珈琲を飲みながらお楽しみください。

ワタシは会場に常駐はしておりません。在廊日はツイッターなどでお知らせします。
@mikairvmest

みなさまのお越しをお待ちしております。

「パレスチナを撮っても、モロッコを撮っても、タカハシミカの写真だなあ」と、もし感じてもらうことが出来たら、それこそがワタシの喜びです。

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パレスチナの写真集「ボクラ 明日、パレスチナで」(ビーナイス)


写真展会場でも販売します。

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いよいよ明日から写真展「モロッコの迷宮で」がスタート。

「春休みのあいだに遊びに来てよー」と何度もクルドの友人のムスメからお誘いを受けていたのに、結局忙しくて春休みが終わるまでには行けそうもない。今度高校生になる長女と、いよいよ中学三年生受験が始まる次女。その成長がまぶしい。

彼女たちのお母さんが、子どもたちの進学のためにせっせと伝統刺繍であるオヤのネックレスなどをつくっている。それらも、すっかりワタシの写真展では恒例となった。会場で販売します。

さてさて、今日の写真は、ワタシの最高に好きなテーマ、「働くオヤジのくつろぎのひとコマ」。

カサブランカの魚市場のおじさん。ここの市場のおじさんたちは、みんなキラキラしていた。あ、ワタシにはそう見えたっていうことで、笑。

毎日同じ日々の営み。このモロッコでは、その日々が突然奪われるかもしれないという緊張感はない。「ない」と言い切ることは間違いかもしれないけれど、日本と同じくらい「ない」。それがどんなに尊いことか、モロッコの人々はよく分かっているように感じる。

パレスチナやシリアやエジプトの話をするとき、彼らの多くが「本当に気の毒だ。神様が彼らとともにいますように」と心を寄せていた。

どんな地にも、それぞれの場所で、誰でもすべてに憩いのひとときがありますように。

昨年秋に撮影したモロッコの写真展「モロッコの迷宮で」を下記の通り開催することになりました。

日時:2016年4月5日(火)~30日(土)
   11時から21時(木曜定休)

場所:自家焙煎珈琲豆の専門店 andante
   武蔵野市西久保2-18-3 三谷通り
   0422-37-1612

http://www.coffee-andante.com/omise-shoukai.html

会場では、クルドのおかあさんがつくるオヤも置かせてもらう予定です。

写真展自体には入場料は設けておりませんが、美味しい珈琲を飲みながらお楽しみください。

ワタシは会場に常駐はしておりません。在廊日はツイッターなどでお知らせします。
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パレスチナの写真集「ボクラ 明日、パレスチナで」(ビーナイス)


写真展会場でも販売します。

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