世界の笑顔に出会いたい

写真家・高橋美香のブログ。 公園にいたノラ猫のシロと暮らす。 カメラを片手に世界を歩き、人びとの「いとなみ」を撮影。 著作に『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)『パレスチナのちいさないとなみ』(共著)『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版) 写真集に『Bokra 明日、パレスチナで』(ビーナイス)

カテゴリ: まさかのロンドン・パリ

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

今年のナウローズ(アフガニスタンの新年、春分の日に相当)にロンドン在住のアフガン人の友ラフィが「新年おめでとう」のメッセージをくれなかったら、きっとこのタイミングでロンドンへ行くことはなかっただろうと思う。ずっと気になっていたパリで難民申請をしている友の様子を見に行く決断も、ラフィがナウローズのあいさつをくれたからこそ。12年ぶりと3年ぶりのふたりのアフガン人の友との再会の旅。

行ってみるまで、こんなにもロンドンやパリを好きになるとは思ってもみなかった。アート鑑賞も好きなので、そういう意味ではロンドンもパリも「さすが」の地だった。でも、知識も勉強も足りなすぎて、本当に猫に小判、豚に真珠だと感じたので、再訪を誓ってほどほどで切りあげた。

ロンドンの思い出は、大英博物館とテートモダンとラフィと過ごした時間と彼の笑顔で十分だった。

さてさて、最後に番外編。

ロンドンでも粗食続きでございました。この歳になって、まだ高いレストランとか気後れがして入れない。ゆっくりくつろいだ気持ちで食事を楽しむこともできない。本当に貧相でお恥ずかしい限り。今回、ロンドンでの唯一の贅沢な昼食は、なぜかトルコ料理屋。なんとなく入ったお店が偶然トルコ料理屋だったのだ。トルコ料理を食べようと思って入ったわけでもないのに。本当に中東臭がどこまでもついてまわる人間だと、われながらビックリする。

結果的には、このお店に入ったのは大正解で、ラムのケバブがメチャクチャ美味しかった。お店の名前は忘れてしまったけれど。

ラフィと別れ際に交わした約束。「市民権を得て、どこにでも行けるようになったいま、僕は長い休暇のたびにヨーロッパのあちこちを長距離バスを乗り継いで旅することを楽しみにしているんだ。今度は、時期を合わせてミカちゃんと一緒にどこかへ行きたいな。スペインとかイタリアとか」「いいね、いつか実現しよう」

12年ぶりに再会できたワタシたちだもん。きっとまた、約束は叶えられるよね。叶えようね。それまで、しばらく、サヨウナラ。ロンドンよ、ラフィをよろしく頼みます。

___________________________________________

次の取材旅の資金集めのため、プリントセールをしております。そろそろ本気で重い腰をあげなきゃなと考えています。

拙著『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』と写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』に収められた写真などです。そのほかの写真(ブログの記事のものも何月何日の写真とご指定いただければ可能です)も、可能な限り、ご希望に応じます。

A4プリント 2500円+送料360円(レターパックライト)
2Lプリント 1500円+送料180円(スマートレター)
ポストカードセット(三枚組)A・B 各700円+送料140円

mikairv★gmail.com(★を@に変えて)

ご注文をお待ちしております。

ついでに、上記三冊のご注文も同じく送料実費になりますが、承ります。

============================================

●『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)
店頭にない場合は、書店でご注文いただければ幸いです。
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624411022

アマゾンからも購入できます。
http://amzn.asia/bUm0U7i



また、引き続き、下記の二冊の本のご注文もお待ちしております。

●『パレスチナ・そこにある日常』(未来社) 
版元の未來社のページ
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624410919

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%83p%83%8C%83X%83%60%83i%81E%82%BB%82%B1%82%C9%82%A0%82%E9%93%FA%8F%ED&x=10&y=21

●写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』(ビーナイス)
http://www.amazon.co.jp/ボクラ(Bokra)%E3%80%80明日、パレスチナで-ビーナイスのアートブックシリーズ-高橋-美香/dp/4905389275/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1421878540&sr=8-2&keywords=ボクラ%E3%80%80明日

版元ビーナイスのページ
http://benice.co.jp/index.html

最寄りの書店でも、お取り寄せ可能です。

著者のサイン入りをご希望の方は、
mikairv★gmail.com(★を@に)までご一報ください。
ただし、この場合恐れ入りますが、本代と送料実費を頂戴します。

●写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』に収められた写真のカード、Tシャツ、トートバッグをこちらからお求めになれます。
ビタミンTeeのページ
http://www.vitamin-tee.jp/?mode=cate&cbid=985137&csid=1

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

「ミカちゃん、今日はグリニッジに行こうよ。カティサークを観に行こう。ちょうどトールシップフェスティバルやってるんだよ」と大はしゃぎのラフィ。とても早朝から八時間の仕事を終えてきたとは思えないテンションの高さ。よくわからないままに、ラフィがそんなに行きたいというなら…という気持ちでついて行く。トールシップが帆船のことだとすら知らなかった。

グリニッジにいたるまでのウォーターフロントの開発具合に圧倒される。車窓に迫るのは現代的な建築物ばかり。ロンドンオリンピックにあわせて開発された地区だとのこと。

グリニッジに到着。海のない国で生まれ育ったアフガン人のラフィ。グリニッジがあるのは川沿いだが、帆船のような大きな船はやはり海を連想させる。いつもわりと冷静沈着なラフィが、珍しく大はしゃぎしている。「ミカちゃん、船だよー!」と笑っている。大海とは言えないまでも、海のある広島で生まれ育ったうえに、島国日本出身のワタシには、海にも船にも、そこまでの思い入れはないらしい。ラフィがそんなに嬉しそうな顔をしていることに、ワタシは嬉しくなる。

カティサーク号は19世紀に中国からイギリスまで紅茶を輸送する快速帆船として「活躍」した船。107日から122日で紅茶を輸送することができたそうだ。しかし、スエズ運河が開通したことで、カティサーク号の出番はなくなったらしい。スエズ運河は無風なため、帆船では通過できなかったようだ。ちなみにワタシの大学の卒論はスエズ運河についてでした。

そうそう、テムズ川クルーズ…なんていうと格好よく聞こえてしまうけれど、その実態は水上バス…したかったんだった。「帰りは水上バスで帰ろう」とラフィにチケットを渡す。「水上バスに乗るのは初めてだよー」とまた喜ぶラフィ。

水上バスからの眺めは絶景。本当にいい時間だった。でも、寒い。寒すぎる。時期を誤らなければ、最高でした。震えながらテムズ川沿いのロンドンの街並を楽しむ。

水上バスを降りて、ロンドン塔を眺めて、タワーブリッジを渡って、川沿いを散歩。「次はどこ行く?」と聞かれたのでカムデンタウンへ。駅の周辺のチープなお土産物屋さんが並んだ通りをみていると「なんか、ここ原宿みたいじゃない?」と思わず口をついて出る。「原宿かあ、懐かしいな」とラフィ。

そのチープなお土産物屋さんからは、なぜかやたらダリ語(ペルシア語?)が聞こえてくる。店員さんの顔をみると、あれ?アフガン人?イラン人?というひとが多い。それも何軒も。ラフィが「店に入って、ダリ語で店員さんに話しかけてみなよ」とやたら固執する。「ラフィが話しかけなよ」「僕じゃあ面白くないよ。日本人のミカちゃんだから面白いんじゃん。多分、スゲー驚かれるよ」と何度も何度もそう言う。でも、自分は絶対に声かけないのね。なんだろう、ラフィ、本当は寂しいのかな?と感じる。同郷のひとと話したいのかな。

ラフィは、このロンドンで本当にうまくやっているように見えた。ここまでの道のりは、決して楽じゃなかっただろうけど。いまは、本当にささやかで穏やかな日常を営んでいるように見えた。12年たって、ようやく「ロンドンこそが自分の居場所だと思えるようになった」という言葉に、やっぱり安心した。異国での辛いばかりの日々を生き抜き、ようやく手に入れた市民権とささやかな日常。ラフィの笑顔が嬉しかった。

帆船に大はしゃぎするラフィと再会できてよかった。12年の年月を経ても、また会えたことに感謝した。ラフィ、ずっと幸せでいてね。故郷には帰らないと決めた、その苦渋の決断を補って余りある幸せが彼にもたらされますように。
___________________________________________

次の取材旅の資金集めのため、プリントセールをしております。そろそろ本気で重い腰をあげなきゃなと考えています。

拙著『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』と写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』に収められた写真などです。そのほかの写真(ブログの記事のものも何月何日の写真とご指定いただければ可能です)も、可能な限り、ご希望に応じます。

A4プリント 2500円+送料360円(レターパックライト)
2Lプリント 1500円+送料180円(スマートレター)
ポストカードセット(三枚組)A・B 各700円+送料140円

mikairv★gmail.com(★を@に変えて)

ご注文をお待ちしております。

ついでに、上記三冊のご注文も同じく送料実費になりますが、承ります。

============================================

●『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)
店頭にない場合は、書店でご注文いただければ幸いです。
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624411022

アマゾンからも購入できます。
http://amzn.asia/bUm0U7i



また、引き続き、下記の二冊の本のご注文もお待ちしております。

●『パレスチナ・そこにある日常』(未来社) 
版元の未來社のページ
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624410919

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%83p%83%8C%83X%83%60%83i%81E%82%BB%82%B1%82%C9%82%A0%82%E9%93%FA%8F%ED&x=10&y=21

●写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』(ビーナイス)
http://www.amazon.co.jp/ボクラ(Bokra)%E3%80%80明日、パレスチナで-ビーナイスのアートブックシリーズ-高橋-美香/dp/4905389275/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1421878540&sr=8-2&keywords=ボクラ%E3%80%80明日

版元ビーナイスのページ
http://benice.co.jp/index.html

最寄りの書店でも、お取り寄せ可能です。

著者のサイン入りをご希望の方は、
mikairv★gmail.com(★を@に)までご一報ください。
ただし、この場合恐れ入りますが、本代と送料実費を頂戴します。

●写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』に収められた写真のカード、Tシャツ、トートバッグをこちらからお求めになれます。
ビタミンTeeのページ
http://www.vitamin-tee.jp/?mode=cate&cbid=985137&csid=1

さあ、ロンドンの話も終わりが見えてきたぞー。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

またもやiPhoneにフィッシュアイレンズをつけてアッシリアのライオン狩りのレリーフやエジプトの壁画などを撮りまわるというひとり遊び。

アッシリアの壁画の展示は、二日通ってもまだまだ観たりなかった。それくらいドハマり。いまから何千年も前の時代に、どんなひとが、どんな風にこのレリーフを刻んでいたんだろうと想像すると、何時間でも眺めていられる気がする。

ライオンは痛そうでかわいそうなんだけど。。。


___________________________________________

次の取材旅の資金集めのため、プリントセールをしております。

拙著『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』と写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』に収められた写真などです。そのほかの写真(ブログの記事のものも何月何日の写真とご指定いただければ可能です)も、可能な限り、ご希望に応じます。

A4プリント 2500円+送料360円(レターパックライト)
2Lプリント 1500円+送料180円(スマートレター)
ポストカードセット(三枚組)A・B 各700円+送料140円

mikairv★gmail.com(★を@に変えて)

ご注文をお待ちしております。

ついでに、上記三冊のご注文も同じく送料実費になりますが、承ります。

============================================

●『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)
店頭にない場合は、書店でご注文いただければ幸いです。
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624411022

アマゾンからも購入できます。
http://amzn.asia/bUm0U7i



また、引き続き、下記の二冊の本のご注文もお待ちしております。

●『パレスチナ・そこにある日常』(未来社) 
版元の未來社のページ
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624410919

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%83p%83%8C%83X%83%60%83i%81E%82%BB%82%B1%82%C9%82%A0%82%E9%93%FA%8F%ED&x=10&y=21

●写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』(ビーナイス)
http://www.amazon.co.jp/ボクラ(Bokra)%E3%80%80明日、パレスチナで-ビーナイスのアートブックシリーズ-高橋-美香/dp/4905389275/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1421878540&sr=8-2&keywords=ボクラ%E3%80%80明日

版元ビーナイスのページ
http://benice.co.jp/index.html

最寄りの書店でも、お取り寄せ可能です。

著者のサイン入りをご希望の方は、
mikairv★gmail.com(★を@に)までご一報ください。
ただし、この場合恐れ入りますが、本代と送料実費を頂戴します。

●写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』に収められた写真のカード、Tシャツ、トートバッグをこちらからお求めになれます。
ビタミンTeeのページ
http://www.vitamin-tee.jp/?mode=cate&cbid=985137&csid=1

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

この話は、いつまで続くんでしょう。ロンドンがなかなか終わらない。

先日猫に小判、豚に真珠のナショナルギャラリーを早々に切り上げたところで話が中断、トラファルガースクエアからビッグベンの方向に歩き出して、「ここが有名なダウニング街十番地だよ」とラフィに教えられ、スパイ冒険小説(このジャンルが大好き)の舞台として幾度も登場する場所を「ほー」と眺め、ビッグベンを横目にテムズ川を渡っているとちょうどビッグベンの鐘が鳴った。

バスに乗ってマーブルアーチにあるプライマークへスーツケースを買いに行って(理由は先日書いたとおり)、ラフィの目論みどおり28ポンド(そのときのレートで約四千円)でスーツケースが買えてしまい、心の底からホッとして、そのスーツケースを(ラフィが)持ったままブラブラ街歩き。

ナイツブリッジへ移動して、ハロッズを目指すが、大きなスーツケースを抱えたアフガン人と日本人の組み合わせは相当「怪しい」らしく、「買ったばかりで中身が空だ」と言っているのに「大きな荷物を抱えていらっしゃる方の入り口は向こう」とたらい回しにされまくった挙句に、外周を一周近くさせられたところで時間切れ。閉店時間。べつになにを買う気も、なにを見る気もなかったけどさ。

翌日は、ラフィの仕事が終わるまで大英博物館リターンズ。展示そのものももちろん堪能したけど、とにかくミュージアムショップでの満を持しての買い物が楽しかった。なにに使うんだよ!という、突っ込みどころ満載な買い物の連続。メキシコの死者の日の骸骨がモチーフの木製の飾りとか。二度のメキシコへの旅でも買わなかったというのに。トルコの陶器の柄と同じようなエコバッグや傘まで。一番ハマった展示はアッシリアなど西アジアの壁画のコーナーだったけれど。メキシコやトルコの展示なんて観る時間もなかったのに。


___________________________________________

次の取材旅の資金集めのため、プリントセールをしております。そろそろ本気で重い腰をあげなきゃなと考えています。

拙著『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』と写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』に収められた写真などです。そのほかの写真(ブログの記事のものも何月何日の写真とご指定いただければ可能です)も、可能な限り、ご希望に応じます。

A4プリント 2500円+送料360円(レターパックライト)
2Lプリント 1500円+送料180円(スマートレター)
ポストカードセット(三枚組)A・B 各700円+送料140円

mikairv★gmail.com(★を@に変えて)

ご注文をお待ちしております。

ついでに、上記三冊のご注文も同じく送料実費になりますが、承ります。

============================================

●『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)
店頭にない場合は、書店でご注文いただければ幸いです。
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624411022

アマゾンからも購入できます。
http://amzn.asia/bUm0U7i



また、引き続き、下記の二冊の本のご注文もお待ちしております。

●『パレスチナ・そこにある日常』(未来社) 
版元の未來社のページ
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624410919

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%83p%83%8C%83X%83%60%83i%81E%82%BB%82%B1%82%C9%82%A0%82%E9%93%FA%8F%ED&x=10&y=21

●写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』(ビーナイス)
http://www.amazon.co.jp/ボクラ(Bokra)%E3%80%80明日、パレスチナで-ビーナイスのアートブックシリーズ-高橋-美香/dp/4905389275/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1421878540&sr=8-2&keywords=ボクラ%E3%80%80明日

版元ビーナイスのページ
http://benice.co.jp/index.html

最寄りの書店でも、お取り寄せ可能です。

著者のサイン入りをご希望の方は、
mikairv★gmail.com(★を@に)までご一報ください。
ただし、この場合恐れ入りますが、本代と送料実費を頂戴します。

●写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』に収められた写真のカード、Tシャツ、トートバッグをこちらからお求めになれます。
ビタミンTeeのページ
http://www.vitamin-tee.jp/?mode=cate&cbid=985137&csid=1

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

大英博物館を出て、ロンドン在住のアフガン人の友ラフィが次に案内してくれたのはナショナルギャラリー。

そういえば、初日に空港からホテルのあるラッセルスクエアまでチューブ(地下鉄)に乗る際にオイスター(地下鉄、バス共通のICカード)を買っておいたことをラフィにメチャほめられた。「今日もガンガン、バスに乗るからね」。前日も地元民ラフィのおかげであの赤いダブルデッカーのバスに乗って、ロンドンの街を眺めまくった。それだけでも楽しい。

ナショナルギャラリーは、ひとことでいえば「お宝がありすぎて、もう、なにがなんだかわかんない」。どれもこれもが、教科書に出てくる級の超名作。「もう無理。お腹いっぱいすぎる。日本に猫に小判、豚に真珠ってことわざがあるの知ってる?もうこれ以上観ても、なにもアタマに入らない」と、超ド級の名作絵画の山を前に、ヘナヘナと座り込みたい気分になる。なんともったいない。でも、そう感じたのだから仕方がない。

「一枚一枚ゆっくり眺められるような、そんな気持ちの余裕と、あらかじめ描かれた絵の背景とか知っておいてから観に来る方がいいね。うん、また来よう。今日は無理だ」と早々にギブアップ。いまさらながらにもったいないが、今度こそ「ナショナルギャラリーを見学する日」という一日をつくれるくらいの余裕のある旅をしたいものだ。

そんなわけで「写真家のミカちゃんは絶対に観るべき」とラフィに力説されたナショナルポートレイトギャラリーも断念。なにも、そんなに気負わずとも、さっと眺めて、サクッと味わえば良さそうなものだが、そういうことができない自分の不器用さが恨めしい。けど、スタンプラリーじゃないんだから、やはり観る準備ができていないのに、「どこどこへ行った」という「実績づくり」のためにあちこち足をむけても仕方がない。

トラファルガースクエアで深呼吸。いやはや、お宝の山に向き合うのにも気合いが必要だと知るロンドンの一日。

名画に正面から向き合う気力も足りず、現実逃避のため、ただひたすらフィッシュアイの世界に逃げ込んだナショナルギャラリーでの時間。本当にお恥ずかしい限りです。

___________________________________________

次の取材旅の資金集めのため、久しぶりにプリントセールをしております。

拙著『パレスチナ・そこにある日常』『それでもパレスチナに木を植える』と写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』に収められた写真などです。そのほかの写真(ブログの記事のものも何月何日の写真とご指定いただければ可能です)も、可能な限り、ご希望に応じます。

A4プリント 2500円+送料360円(レターパックライト)
2Lプリント 1500円+送料180円(スマートレター)
ポストカードセット(三枚組)A・B 各700円+送料140円

mikairv★gmail.com(★を@に変えて)

ご注文をお待ちしております。

ついでに、上記三冊のご注文も同じく送料実費になりますが、承ります。

============================================

●『それでもパレスチナに木を植える』(未來社)
店頭にない場合は、書店でご注文いただければ幸いです。
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624411022

アマゾンからも購入できます。
http://amzn.asia/bUm0U7i



また、引き続き、下記の二冊の本のご注文もお待ちしております。

●『パレスチナ・そこにある日常』(未来社) 
版元の未來社のページ
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624410919

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%83p%83%8C%83X%83%60%83i%81E%82%BB%82%B1%82%C9%82%A0%82%E9%93%FA%8F%ED&x=10&y=21

●写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』(ビーナイス)
http://www.amazon.co.jp/ボクラ(Bokra)%E3%80%80明日、パレスチナで-ビーナイスのアートブックシリーズ-高橋-美香/dp/4905389275/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1421878540&sr=8-2&keywords=ボクラ%E3%80%80明日

版元ビーナイスのページ
http://benice.co.jp/index.html

最寄りの書店でも、お取り寄せ可能です。

著者のサイン入りをご希望の方は、
mikairv★gmail.com(★を@に)までご一報ください。
ただし、この場合恐れ入りますが、本代と送料実費を頂戴します。

●写真集『ボクラ・明日、パレスチナで』に収められた写真のカード、Tシャツ、トートバッグをこちらからお求めになれます。
ビタミンTeeのページ
http://www.vitamin-tee.jp/?mode=cate&cbid=985137&csid=1

↑このページのトップヘ